今、目が覚めて外を見たら、まだ雨ですね。
思い出しちゃうんですよね。
僕は昔、貧乏暇無しで仕事をしてました。
その仕事の帰り道の夜、ずぶ濡れの女が歩いていて、見れば痣はあるし服はボロボロ。
なんもないボロアパートで風呂と服を貸してあげた。
「何でもするからここに置いて・・・」か。
訳も話さないし、どうせ寝るだけの部屋だから承諾した。
あまりにも家事をこなすから金髪だけど悪い娘じゃないし、ゆっくり話しをしたんだ。
同い年の23才、家は義母の言いなりの馬鹿親父で、義母の虐めにも知らん顔。
そんで知り合いの家を転々として最後の所でレイプ未遂。
「ここで良けりゃ居なよ」
金も無いのに言っちゃった。
だから働いたよ。
可愛いからスケベ心を抑えんの大変だったな。
金貯めてマシな所に移って、やっとエッチできたな。
処女だったし大事にしたな。
あれから13年、今はスケベになって濃厚なエッチで、もう僕はヘロヘロ。
隣の寝顔をみるとあの日が嘘みたいだけど、雨降りの夜は思い出すんです。
そんで誓うんです、この安らかな寝顔を泣き顔にしないと。
この指輪に。