目が覚めると妻が若い男とセックスをしながら電話をかけてきた。しかしこれは俺が望んだことなのだ……

画像はイメージです
「ねぇぇ、あなたも感じてくれているの? 私が逞しいチンポでめちゃくちゃにされて感じていると、あなたも興奮するんでしょう?」

「ぅあ・・・ぁぁぁ、」

 興奮のあまり張り付いた喉に無理やり唾を飲み込もうとするが、カラカラになった口の中にはその唾さえもない。



「も、もちろんじゃないか。友美恵がいっぱい感じると僕も・・・僕も嬉しいし、その・・・こ、興奮するよ。」

「・・・プッ、」

 まるで寝取られマゾ夫を絵に描いたような私のセリフの滑稽さに、男は思わず吹き出してしまったらしい。画面の中では妻もまた口元にいやらしい笑みを浮かべて私を見つめていた。



「うふふ、嬉しいわぁ。・・・ねぇ、本当? 奥さんがよその男にヤラレちゃう所を見て感じてるの? ねぇ、見せて、あなたのオチンチン。どうなっているのか見せてみてぇ。」

 どうやら事の成り行きを見極めるために、男は妻への抽送を止めているらしかった。しかしピクリとも動かなくとも、男の巨大な逸物による圧迫感は妻に至上の快楽をもたらしているらしい。



 妻は猫のように目を細め、頬を紅潮させて私の反応を伺っている。いや、私が妻の依頼を拒否するはずのないことを、妻は十分に承知しているのだ。

「ふふふ、ねぇ、見せて。私のいやらしい姿に興奮しているあなたのオチンチン。私に・・・それと、」

 妻が込み上げる快感に耐えるように眉をしかめる。



 妻のたおやかな臀部が男の肉棒をひときわ深くまでくわえ込もうと淫らに揺れている様子が私の脳裏に浮かび、私の興奮はさらに高まってしまうのだった。


「ふふっ、・・・それとこの人にも・・・私の夫のお道具がどんなモノなのか、この人にも見せてあげてちょうだい。」

「ぅぁ、あ、あぁ・・・、」

 私の口からは、返事とも呻きともつかない声が漏れていた。私は携帯電話を手にしたままノロノロと腰を上げると、パジャマのズボンごとブリーフを引き下げた。



「あら、・・・うふふ、」

 携帯電話越しに私の分身を見た妻がクスリと笑う。

 もともとそれがどの程度の物なのかいやになるほど知っている妻である。あまりにも予想通りの結果に、妻の声は満足そうに踊っていた。



「いやだわぁ、一人前に堅くなっているのにその大きさ? ねぇ、見て。」

「ククッ・・・、・・・・・・、」

 画面の向こうで妻は男を振り返っているのだろうか。男が笑いながら何かボソボソと囁く声が微かに聞こえる。

 妻はその声に笑いながら答えていた。



「うふふふ、そうなの。携帯の画面にアップで写しているのにこの大きさよ。いやよねぇ。・・弘平くんのコレ・・・はぁぁん!・・・この逞しいチンポとは全然比べ物にならないわぁ。まるで・・・あっ、いやぁぁん!」

 妻の喘ぎ声が甘く媚びるような調子を帯び、かすれて途切れる。



「はぁぁん、まるで大人と子供みたいぃぃ・・・、ぁぁぁ、なのにほら見てぇ、一人前に先っぽヌルヌルにしているのよぉぉ・・・あ、ぁぁぁん、あんっ・・・あなたぁぁ・・・、」

「あ、あぁ、」

 今まさに妻の秘肉を貫いている肉棒とは長さも太さも比較にならないお粗末な分身を握り締め、私は慌てて携帯電話の画面を覗き込んだ。



「な、な、なんだい?」

「あ、はぁぁぁん・・・、あなたぁぁ・・・、」

 画面に写る妻の顔が再びユサユサと揺れ始めている。ラストスパートに向けて、男がいったん止めていた抽送を再開したのだ。



「そんなの触っちゃイヤぁぁ・・私のことちゃんと見ててぇぇーー・・本物のチンポにイかされる友美恵を・・・私の顔を見ていてぇぇーーっ!あなたの奥さんが夫じゃない若い男の精子をドクドク注ぎ込まれるところを、ちゃんと見ていて欲しいのぉぉぉーーーっ!」

「ぅあ、あ、ぁああ・・・、」



 はたから見ていればこの時の私の姿ほど滑稽なものはなかっただろう。

 私は下着を膝まで降ろしたままの格好で、先端から先走りの滴を垂らす分身を股間にそそり立たせて立ち膝になり、

両手で携帯電話を握り締め屈折した嫉妬と興奮に上気した顔で小さな画面を食い入るように見つめていた。


「さ、触っちゃダメよぉぉー・・そんなちっちゃなぁぁ・・あっ、あっ、す、すぐにイッちゃうオチンチン触らないでぇぇーー!そのまま見ててぇぇぇーー!あっ、あぁん、ダメェッ!わ、私、またイッちゃうぅぅぅーーーっ・・あ、あああ、チンポ!本物のチンポにイかされちゃうのぉぉぉーーーーーっ!」

 携帯電話の小さな画面からはみ出すほどに、妻の顔が大きくぶれ始めた。男の抽送が徐々にその激しさを増しているのだ。



 私の分身は指一本触れていないにもかかわらずまるで見えない手で扱かれているようにヒクヒクと震え、今にも暴発してしまいそうな様子である。

「あっ、あ、あぁっ!イイッ!イク、イク、イッちゃぅぅぅーーっ!こっ、弘平くんも一緒にぃぃぃーーーっ!い、い、一緒にイッってぇぇぇぇーーっ!友美恵のドロドロマンコにぃぃぃーーーっ、若いザーメン注ぎ込んでぇぇぇぇーーーーっ!」



 今にも達してしまいそうな妻のかん高い叫びが、携帯電話の小さなスピーカーから割れんばかりに響く。

「あぁぁっ!イッ、イッ、イッ!イクイク、イクぅぅぅーーーっ!イイッ!来て、来て、来て、来てぇぇぇーーーーっ!!」

 弾むようにリズミカルに揺れる画面の動きに合わせて震える妻の叫び声を聞きながら、私は再び半年ほど前のある日のことを思い出していた・・・。



『ぅぁ、ゆ、友美恵・・・!』

 それは、妻が乳房に蝶の刺青を入れてからさらに数週間ほど経ったある日のことだった。

珍しく早い時間に帰宅した私を、妻は夕食の支度中のキッチンへ招き入れクスクス笑いながらフレアのスカートを大きく捲り上げて見せたのだ。



『うふ、うふふふ・・・、』

 子供たちが帰宅する時間にはまだ早い時間。窓からは陽が傾きかけた夕刻の、オレンジ色の日差しが射し込んでいる。

『今日ね、この前のタトゥー屋さんにまた行ってきたの。』

 調理中のシステムキッチンに寄りかかるように立ち、妻はスカートを捲り上げたままゆっくりと脚を広げていく。



『うふっ・・・、今度はね、新一くんのリクエスト聞いちゃった。』

 若い愛人の一人の名を口にした妻の内腿から、真っ赤な花が私の目に飛び込んできた。

『あ、ああああ・・・、』

 真っ白な内股に描かれた一輪の薔薇・・・。

『うふふふ・・・、これも奇麗でしょ? 奥さん肌が白いから鮮やかな色が映えるって、彫師の人が誉めてくれたのよ。』

 色鮮やかな薔薇の花に魅き寄せられるように床に跪いた私の顔を、妻は目を細めて見下ろしている。



『不思議よね。これ・・タトゥーって、自分が今までとは違った女になったような気がするの。今まで抑えていたものを解き放てるような・・・、なんだか癖になりそうな感じよ。』



 確かに妻の言う通り、そこに刻み込まれたもう消すことのできない真紅の小さな薔薇の花には、普通の主婦として暮らしてきた女をまるで別世界に住む淫らな女へと変える力があるような気がした。・・・目の前にいる女が私の妻であって妻でない別人であるかのような不思議な感覚・・・。



 豊胸手術を施した右胸に刻まれた青紫の蝶の刺青を初めて見た時と同じ興奮に、その時私は襲われていたのである。

『ねぇ、見て。』

 捲り上げたスカートの下に、妻は下着を着けていなかった。若い愛人たちとのセックスに溺れるようになってすぐの頃に脱毛処理を施した無毛の秘肉に、妻はゆっくりと片手を伸ばす。



『うふふ・・・、今日もこれが出来上がったらなんだかすごくエッチな気分になっちゃってぇ・・・、』

 本来そこにあるべき翳りを失った妻の秘唇は、この数ケ月の間にまるで別人のような変貌を遂げていた。



 とても二度の出産を経験したようには見えない清楚な佇まいを見せていた左右の花弁は、荒淫を重ねた結果大陰唇は色素が沈着して浅黒く変色し、

小陰唇は左右に大きく広がり中央の飴色の部分をさらけ出して大陰唇よりはみ出すように肥大してしまっていた。


さらに肉襞の合わせ目に隠れてふだんはほとんどその存在が分からなかった陰核は、

肥大した陰唇の上からでもその存在が常にはっきりと分かるようにまで大きさを増し、ヌネヌメと赤黒く光る先端を覗かせていたのである。



『はぁぁん・・・我慢できなくなってそのままそこで、・・・ぁぁぁ、彫師の人のチンポおしゃぶりさせてもらいながらぁ、新一くんに思い切り突いてもらっちゃったのぉ・・・。』

『ぁぁ、ぁぁぁ・・・、』

 たった今彫りあがったばかりの薔薇の花をヌラヌラと光らせながら二人の男に上下の口で奉仕している妻の姿が脳裏に浮かぶ。

 私は興奮に下半身を熱く疼かせながら、声もなく妻の内腿に咲く花を見つめていた。



『うふふふ、あなたも見たことあるでしょう?新一くんのチンポってカリが大きくてすごいの。入れる時もだけど抜く時がすごく感じちゃうのよ。・・・はぁん、あのマンコの中を掻き出されるような感じ・・・あああ、思い出しちゃうわぁ。彼、この薔薇にすごく感動してくれてぇぇ・・・友美恵のこと、その後も何度も何度も・・・いっぱい感じさせてくれたのぉ。』



 妻は調理台の上からまだ皮を剥いていないニンジンを手に取り、妖しく輝く瞳で私を見つめながらヌメヌメと光る秘肉をなぞり上げた。

『あ、はぁぁん・・・、友美恵のマンコ、まだ中に彼の出したものが入っているのぉ。・・・ほら、出てくるぅぅ、・・・ぁぁぁん、彼がドクドクと注ぎ込んでくれた、ドロドロのザァーメェーン・・・、』



 妻の秘唇から、粘り気の強い白濁した液体がドロリと滴る。妻はそれを指先ですくうと、内腿の薔薇の花にヌルヌルと塗り付けた。

『あぁぁ、すごくエッチな気持ちになっちゃうぅぅ・・・。ねぇ、あなたも脱いでぇ。あなたも感じてるんでしょう? あなたの可愛いオチンチン出してぇ、私のいやらしい姿見てぇぇ・・・、』

『ぅあ、あ・・・、あぁ、』



 お預けを許された犬のように、私は妻の目の前で慌ててスラックスと下着を引き下ろした。ブリーフの下からピョコンと飛び出した私の粗末な分身を、妻は快感に細めた瞳で見つめている。



『やぁぁぁん、本当に可愛いオチンチンー。きっと本物のチンポで広げられちゃった私のマンコにはユルユルだわぁ。・・・ぁぁん、このニンジンより小さいのねぇ。』

 クスクス笑いながら、妻は手にしたニンジンを濡れそぼつ秘肉にあてがうと、私に見せつけるようにゆっくりと上下に動かし始めた。



『はぁぁぁ・・・、あなたは触っちゃダメよぉ。私の体にも自分のオチンチンにもぉぉ・・・、そのまま、そのまま私を見ていてぇぇぇ・・・、』

 淫蕩の限りを尽くした淫婦のように醜く爛れた、そして淫靡に変形した肉襞の狭間に、太ぶととしたニンジンがズブズブとめり込んでいく。



細い部分から太い部分へと、明るいオレンジ色のニンジンが徐々に潜り込んでいく様は、男の一物に貫かれる妻の姿とはまた違った興奮を私に与える。

『はぁぁん、これ、すごく堅いぃぃぃ・・あぁん、見てぇぇ、あなたのオチンチンより、ニンジンの方が何倍も堅くて逞しいのぉぉ・・・、ぁぁぁ、出ちゃうぅぅぅ・・・、彼のザーメンが出てくるぅぅぅ・・・、』



 明るい日差しの射し込むキッチンで、その日差しと同じ色のニンジンが妻の秘肉にニチャニチャと出入りを繰り返す。

その度にその隙間から大量の白濁液が溢れ出しポタポタと床に滴り落ちるのを、私は呆然と見つめていた。



『ぅぁ、ぁぁぁ・・・、ゆ、友美恵ぃぃぃ・・・、』

 私の股間の分身は、今にも暴発しそうなほどに堅くいきり立ちその存在を精一杯誇示しようとしていのだった。



 そして今、私はあの時と同じように自分の分身に触れることすら禁じられたまま、妻がよその男によって絶頂に上り詰めていく姿を見守っていた。

 小さな画面の中で揺れる妻の顔に、キッチンでの自慰で絶頂に達した時の顔が重なる。



 私に見せつけるように達した妻の手からボトリと床に落ちたニンジンは大量の白濁液にまみれ、ホカホカと湯気を立てていた。妻の秘唇からシャワーのように吹き出した飛沫を顔中に浴び、私の分身もまた指一本触れることなく熱い迸りを放ったのだった・・・。



「あぁぁ、友美恵・・・、」

 だが今、愛する妻友美恵は私の前にはいない。妻は小さな携帯電話のカメラを隔てたホテルの一室で、若い男の肉体に溺れその巨根の虜になっているのだ。

 妻の目に、興奮と自虐の思いにクシャクシャになった私の顔は写っているのだろうか。

 我が家から歩いても数分のところにあるホテルの一室で、妻が今まさにエクスタシーの高みへと上り詰めようとしている・・・。



この小さな画面に映る妻の姿と喘ぎ声はまさしく今この瞬間に起きていることなのだという事実は、私をもまた興奮の限界へと近付けていた。

「あぁぁ、もうダメッ!イッちゃうイッちゃう、ホントにイッちゃうぅぅぅーーーっ!ああん、チンポイイッ!マンコ感じるのぉぉぉーーっ!あぁっ、おごぉぉぅ!ああ・・・ぁぁあ、ひっ、ひぃぃぃぃーーーーっ!」



 妻の携帯電話はすでにその手から落ちて顔の下に転がっており、たまたまアングルの合った画面に妻の顔が下から見上げる格好で映っていた。

 獣のような叫び声に重なって画面の中で揺れる妻の顔は自慢のロングヘアーが振り乱されてバラバラになり、その顔は涙と汗、涎でグショグショになっている。

妻は既に断続的なオルガスムスに襲われているようだ。



「あああああ、うぅぅぅぅ・・・あうっ、うっ、あうっ・・・あひぃぃぃっ!いっ、いっ、いひぃぃぃぃーーーーっ!」

 いったいこれが今日何度目のエクスタシーなのだろうか。おそらく妻も男も、これで今日の逢瀬を最後とするつもりでいるのだろう。

最後の最後まで貪欲に快楽を貪ろう、一滴残らず男の精を吸い尽くそう・・・妻の声からはそんな覚悟すら伺える。



「あっ、あぁっ!あぁぁっ!出して、出してぇぇぇっ!ザ、ザ、ザーメンーーーッ!友美恵のマンコにぃぃぃーー、はぁぁっ!ひぐっ、イッ、イッ、イッ、ぐぅぅぅーーーーっ!」

「うぉっ・・・おぁぁぁぁ、あっぐぅぅーー!」

 夫の私とのセックスでは決して聞くことのできないような声を画面の中の妻は発し、それと同時に相手の男もまた限界間際の呻き声を漏らしている。



「ぅぁ・・・ゆ、友美恵・・・、」

 興奮でカラカラに乾いた喉から絞り出すような私の声は、おそらく妻の耳には入っていないのだろう。

 男の巨根に比べれば子供サイズの私の股間の分身は、今にも暴発してしまいそうなほどにその精一杯の大きさで堅くいきり立ち、先端は滲みっぱなしの先走り汁でヌラヌラと光っている。



私は震える両手で携帯電話を握り締め、食い入るように小さな画面を見つめていた。

 そして・・・、

「あっ、あっ、あっ!イクイクイク、イッ、イクゥッ!ま、またイッちゃうぅぅぅーーーっ!あっ、ひっ、ひぃぃぃっ!イッ、イッ、イィィィィーーーーーーーッ!」

「うっ、ぁぁぁっ・・・おぉぉぅぅっ!」

 ・・・プツッ、

「ゆっ、ゆ、友美恵っ!」

 ほぼ同時の絶頂を告げる二人のひときわ大きな叫び声と同時に、妻からのテレビ電話はぷつりと切れてしまったのだった。



 今にも達してしまいそうな下半身を剥き出しにしたまま、私は言葉もなく通話の途切れた携帯電話を呆然と見つめていた。



 そしてそれから30分ほど後・・・、

「うふっ、ただいま。」

 そっと玄関のドアを開ける音に慌てて飛び出した私の前に、妻は少しはにかむような表情をその顔に浮かべ立っていた。

「遅くなってごめんね。」

 照れ臭そうに笑う妻の顔は数時間にも及ぶ荒淫の疲れも見せず、むしろ肌はつやつやと輝きその瞳も精気に満ちあふれている。



いったい何度達したかもわからないような激しいセックスの後だというのに、妻の瞳はまだ物足りないとでも言うかのようにいたずらっぽい光を浮かべて輝いていた。

「弘平くんね、うちの前まで送ってくれたのよ。ぶらぶら歩いてきたけど外の空気が気持ちよかったわぁ。」

 エナメルのパンプスを脱ぎながら妻が笑う。二人が会っていた場所がうちのすぐ近所のホテルであったことを思い出させるための、妻のわざとらしいセリフである。



「でね、家の前・・・車庫の陰でまたシちゃったの。」

 ペロリと舌を出す妻の表情に悪びれた様子は全くない。しかもそんな妻のセリフの一つ一つに反応し、私の股間は恥ずかしいほどに反応してしまっているのだ。



「ぅぁ・・・、よ、よかったね。」

 慌てて穿いたパンツの股間を隠すようにしながら、私はかろうじてそんな言葉を吐くしかなかった。

「うふ・・・うふふふ・・・、」

 男たちとの逢瀬を繰り返すようになってからの妻は、ひいき目に見ても10歳以上は若返ったように感じられる。



それは化粧や服装など、若い男と付き合うことによるファッションの変化だけではない。

 淫らなセックスにはまればはまるほど、若いエキスを吸えば吸うほどに妻の肌も髪の艶も、そして表情も、妻のすべてが妻を若く、

とても成人した子を持つ母親には見せないほどに変化させていたのだ。



『今日ねー、また街でナンパされちゃった。高校生くらいの若い男の子がね、お姉さん、一緒に遊ばない〜だって。』

 息子と同じ年頃の男に声をかけられたことを嬉々として報告する妻。そんな妻の顔を見ながら、私は幾人もの少年たちとの乱交に耽る妻の姿を想像し股間を熱くしてしまうのだった。



「ねぇ、ほら、」

 その生き生きとした表情の反面・・・、いや、その表情の理由を裏付けるかのように、妻の様相はすさまじいものだった。

 私に見せるためにわざとそうしたのだろう。セックスの後シャワーすら浴びずに帰ってきた妻は、肩下までかかるロングヘアーは乾いた精液がこびりついて所々で固まり、口紅は半分擦れ落ちて涎が乾いた後のようになっていた。



 さらに、皺だらけになったワンピースの胸元は大きくはだけ、蝶の刺青はもちろんこぼれ落ちそうな乳房が、ブラジャーを付けていない乳首の先端までほとんど丸見えになってしまっていた。



「ふふっ・・・、あなた、見て・・・、」

 明るいライトに照らされた玄関先で、妻は全身から男の精液と自らの淫液、そして汗の混じった淫らな匂いをプンプンと発散させながら膝上丈のスカートを捲り上げる。

「ぅぁ・・・ぁぁぁ・・・、」

 ストッキングは愚かショーツすら穿いていない真っ白な下半身がツルリと現れ、明るい蛍光灯に照らし出された。



 たび重なる荒淫ですっかり肥大しみっともなく広がった左右の肉襞。その中心からヌメヌメと赤黒く光る頭部を覗かせる巨大な肉芽。

その下に位置する肉穴は、ついさっきまでそこに埋め込まれていた肉柱の巨大さを示すようにまだぽっかりと口を広げたままになっている。


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