妹は高校2年,俺は,近所の鉄工所に勤務してる24歳中卒。
おれが18のときにお袋は,癌で逝きやがった。
おやじは,俺が小1のころ,死んでるし・・・。
それから6年間,俺は当時通っていた高校を辞めて,先輩の経営するバイクショップで働きながら妹の面倒を見てきた。
まぁ,妹の学費は,親がいないから,町が出してくれたり,奨学金があったりで,世間が思うほど苦労はしてないと思うが,この不況の中,やっぱ食っていくのにギリギリで,遊ぶ金はそんなにないかな。
一昨日は貧しい俺たちも世間並みにちっこいケーキを買って,クリスマスなんかしたよ。
それで,次の日は仕事が早いから,11時頃には寝ようとしたんだか・・・。
「あの、お兄ちゃん・・・起きてる?」
「んー?」
襖を開けて,めぐみ(妹)が部屋に入ってきた。
まぁ,部屋といっても,物置を少し整理したぐらいの小さなものだが。
「あの、私・・・お世話になってるのに、お金入れられないから・・・」
「・・・いきなり何を言いだすんだ?」
「あの・・・お兄ちゃんが迷惑なら、私,バイトするから・・・」
「あほ,お前はそんな心配するなって,そんなことより,勉強しろ。冬休みの宿題があるだろ?」
「で、でも・・・」
いまさら,何を気にしてるんだ。
「いいから,早く寝ろって」
「じゃあ・・・私,体で払うから!」
「はぁ?」
驚く俺をよそにめぐみは,俺に勢いよく抱きついてきた。
「・・・私をお兄ちゃんのものにして」
「・・・え?,どういう意味だ?」
「・・・こういうことよ・・・」
めぐみは,小さく呟くと無理矢理に、俺に抱きつき,キスしてきた。
「ん、む、ぅ・・・!」
キスしたまま、俺は,布団に押し倒された。
どこかに頭をぶつけたらしい。
(外,雨,降ってるんだな・・・)
口内に舌が侵入してくる。
おれは,抵抗せずに・・・というより,もう何が何だか全く分からなかった。
俺は,めぐみにキスをされながら,少し冷静になったが,ついに我慢できなくなり,そのまま,めぐみのパジャマの前を開かせた。
「・・・ぅ・・・!」
身をよじらせ,首筋に薄っすらと汗をかいためぐみの肌。
決して大きくはないが,形がよく,少し上を向いた乳房。
俺は夢中で愛撫する。
「・・・ふ・・・んぅっ・・・!」
・・・めぐみが十分に興奮した頃合を見計って、唇を開放した。
「ふぁっ、う・・・?」
休む暇など与えないとばかりに、下着ごとパジャマのズボンをずり下ろし,めぐみの大切な部分に口をつけた。
「んふ・・・おにいちゃん,・・・おにいちゃん・・・」
そして,頃合を見はかり,膝を抱え上げ、挿入できる位置に陣取った。
「力、抜いてろよ」
俺はそれだけ言うと、めぐみの中に進入した。
「んんっ!?」
一気に奥まで入れる。
「・・・痛いだろうけど、我慢しろよ?」
ぐちゅ・・・。
心持ち控え目に抽送を開始する。
「ん、く・・・ぁっ」
「・・・すぐ終わらせるから,痛くないか?」
「うん。おにいちゃん・・・。すごく嬉しい」
遊んでいる手で前髪を梳いてやる。
「おにいちゃんの、胸,あったかい・・・」
「・・・っ!」
その言葉を聞いた瞬間、我慢できなくなった俺は,めぐみの中に精を放った。
夜が明け,隣で寝ているめぐみとの顔を見ながら俺は決意した。
俺は,めぐみを一生守る。
朝焼けがキレイだった。