妻の陵辱・・・

画像はイメージです

私は40歳、妻の亜希子は35歳になりました。



私にはSMの性癖があり(無論、Sの方ですが)、新婚当初その行為に驚愕し戦いていた妻も、今では被虐と羞恥に嗚咽を洩らす淫乱な人妻となっています。



数年前まで私は、そんな従順でM女としてもほぼ完成された、妻の亜希子に十分満足していたのです。



ですが、近年の妻に対する性の虐待心とも呼称出来る、ある願望が私の中に芽生え始めました。



「妻の犯されている場面を、その場で見たい。それも縛られて、苦悶に喘ぎながら陵辱される所を・・・」



自分で言うのも恐縮ですが、妻は美しい女です。35歳になりましたが、その肉体は爛熟し、乳房や尻も豊かで、女としての色香を十分に感じさせるのです。その妻を・・・。



何とも恐ろしく、歪んだ妄想でした。ですが、出来ないと思えばそれは私の中でより肥大化し、抜差し成らぬ塊へと変貌していったのです。そしてついにそれを実行へと移す決意をしました。



その願望の為、私は様々な策を練りました。




先ずは妻を陵辱する相手・・・これが一番悩みました。



チャットや雑誌を只管読み漁る日々が続き、結局はそのリスクの高さに、相手探しを断念しました。



その頃、私はある一人の人物に目を付けます。



私の仕事仲間で親友でもある、Y。Yとは古い付き合いです。



幾度となく私の自宅に来ては泊まっていたのです。ですが・・・。



Yが、妻の亜希子を見る眼は粘いものがありました。



酒の肴を運ぶ妻の後ろ姿(尻の部分)を、噛みつく様な眼でいつも凝視していたのです。



私はそのYにある種の優越感を覚えていました。(Yは独身です)それに、Yが妻の乳房や尻を凝視する行為に、得も言われぬ興奮を感じていたのです。



Yは学生時代スポーツマンで、上背も在り、逞しい男です。



「このYに、亜希子を犯させてみたい・・・」



そしてついに、その日がやって来ました。



これは私にとっても重大な賭けでもありました。



無論Yにはその願望の全てを話し、妻を陵辱する許可を取ってありました。



その行為を実行するにあたり、Yは私への所謂承諾書さえ求めました。



(妻の強姦を承諾、一切の責任は私に在るという覚書です)失敗は許されません。まかり間違えば、私は全てを失う事になるのですから。



そして全ての準備は整い・・・Yは、私の自宅へとやって来ました。



そしてその夜、私の居ない自宅で妻の甲高い喘ぎ声、泣く様な嗚咽が、肉のぶつかる打音と共に響き渡る事となったのです。



その日(妻を陵辱する日)を迎えるにあたり、私とYの間にはある取決めとも言える、行動(概念)を互いに認知させていました。



それ程までに、「夫が承諾の許、人妻を犯す」という行為に細心の留意をしたのです。



以下、それはこういう概念でした。



実行する限りは、徹底的に妻を陵辱し、絶対に未遂にはしない事。



妻を極めて変態的(SM)な行為で、幾度も絶頂へと追い遣る事。



リビングで犯した後、夫婦の寝室に引き摺り込み、再度犯す事。



避妊は無視、但し妻の身体に、極力傷は付けない事。



(強姦罪は告訴により成立しますが、その告訴の大半は未遂と聞きます。



従順な妻ですが、万一を考慮し、完膚無きまでに陵辱する事によって抵抗力を奪う為です。



増してや、口にも出せない程の卑猥な行為によって絶頂に幾度も追い遣られれば、妻は屈服するに違いない。



これはYからの提案でした。彼も私と同じ、いやそれ以上の性癖の持ち主である事を再認識したと共に、彼の妻への異常な執着心を垣間見た私は、この計画は成功すると確信したのです)そして、その日・・・Yは何食わぬ顔で私と酒を呑みました。



妻は何時もの如く、やわらかな物腰でYに接し、肴を用意します。



「後、一時間も経たない間に、亜希子がYに犯されるのだ・・」



私は実行の時間が近づくにつれ、頭が真っ白になっていくのを感じていました。



グラスを持つ手は、どうにかすれば震えだしそうです。極度の緊張感が襲い始めていました。



「どうした?今日はやけに無口だな?お前も歳か?疲れが出てるな。ストレス、溜まってるんじゃねえの」



そんな私を嘲笑うかの様に、Yは言いました。Yなりに気を使った言葉なのでしょうが、私には如何しても嘲笑の如く聞こえたのです。



「もうすぐだぜ、お前の嫁を俺が犯すのはよ、死ぬ程犯してやる」Yが、胸中で私にそう言っている気さえしていました。



亜希子に悟られてはなりません。私は極力、平静を装いました。



Yが時計を見ました。合図です。私の鼓動が一気に高まります。



「失礼」



Yはトイレへと向かいます。



「Yさんて、面白い方ね。あなた」



何も知らない妻が、Yに勧められて酔った少し赤い顔を私に向けます。



その微笑を見た時、初めて罪の意識を痛烈に感じました。



そして、その想いを打ち消す様に携帯が鳴りました。(トイレに入っているYからです)私は電話を取ります。自分で予め決めておいた台詞。それがここにきて流暢に言える筈もありません。



ですが何とか妻に聞こえ、尚且つ不自然でない様に喋りました。



(その内容とは、取引先から緊急な電話でどうしても今、来て欲しいと言われる・・・そんな内容でした)「XX様って、あのXXの近くなんでしょう?今からなの?」「ああ、大事な得意先だからな。しょうがない、行って来るよ」既に深夜と言える時刻。怪しまれたか。鼓動は速くなっていく。



そしてYが現れ、事の次第を私は説明する。



「大変だなそれは。きっと例の件だぜ。発注が遅れてるってXXが前に言ってたからな」良くも流暢に喋れるものだ、Yは。全く動じていない。



「ああ、言ってくるよ。2、3時間はかかるが・・・」「だってあなた、Yさんが」「悪いな、Y。待っててくれ」「行って来いよ、俺は全然かまわないぜ」妻は少々の狼狽を見せたが、半ば強引に私は家を出た。



「気をつけてね」背後から掛けられた妻の言葉に、私は震える声で「ああ」と言った。



数分後・・・私は自宅の庭影に身を潜めていた。



出した車を近くの道沿いに停め、徒歩で帰ってきたのだ。



”陵辱に喘ぐ、最愛の妻”をこの眼で見る為に。



リビングの灯りが、眼に痛かった。



カーテンは半開でサッシの奥は全て見通せる。



だが、万全では無い。そう、その行為が始まるまでは・・・。



カーテン越しに、リビングを覗く。



妻がこちらに背を向けて床に座り、ソファーに腰掛けたYと喋っていた。



妻の、右方向に折って揃えた真っ白なふくら脛が、酷く淫らに見えた。



黄色いノースリーブのワンピース、束ねた栗色の髪、華奢な腕、花を生ける坪の様に、括れたウエスト、豊か過ぎる尻・・・。



笑っているのだろう、束ねた髪が華麗に揺れていた。



そしてYは立ち上がった。合図である。私は壁際へと隠れる。



カラカラという音と共にサッシが開く。



「空気、入れ替えないとね、奥さん」



Yの声がする。六月半ばの生暖かい風がリビングに流れていく。



私の鼓動は更に加速をつけた。自分でもその鼓動が聞こえる程、嫉妬と歪んだ欲望が暴走し始めていた。



それは、私が束ねたカーテンから覗き始めて直ぐに始まった。



妻が何かをしようと立ちあがり、キッチンへと歩く。



その背後から、Yは襲いかかった。抱きすくめられ、不意の行為に抗う妻。



Yは羽交い締めをする様に両腕を妻の前に回している。



乳房を揉んでいる事は、見えずとも理解できた。



私はその行為を凝視し続けた。妻は一切、悲鳴を放たない。



それともあまりの唐突さに、声も出せないのか・・・。



自身の胸を庇う様に、しゃがもうとする妻。引き上げて立たせるY。



二人とも無言だった。それだけに異様な空気が充満していた。



尻を左手で触り、右手でワンピースのファスナーを下ろすY。



妻は無言でYと私に背を向けたまま、身を捩って抵抗する。



Yは苛立った様に抗う妻の両手を掴み、後ろに引き回して交差させる。



この時から妻の荒い息に、細い喘ぎが混じり始めた。



Yはその交差部分を、束ねて左手で掴む。そしてズボンのベルトを外し、妻を立たせたままその細い両手首を縛って行った。



妻が無言で激しく首を振っている。腰を捩って悶えていた。



そしてYは妻を立たせたまま、下半身を脱ぎ捨てた。



妻を強引に前向きにさせる。私は思わず壁際に隠れた。



私の息も激しくなっていた。心臓はもはや限界に近い程、暴れているのを感じた。



震える指をヅポンの中に押し込んだ。



再度、カーテンから顔を出す。



ほんの十数秒程の間に、妻は跪き、Yの怒張した男根を咥えさせられていた。



泣き出しそうに眉根をきつく寄せ、その私の倍近い肉棒を頬張っている。その顔が斜めから見える。蒼白な顔をしていた。



Yは妻のワンピースを脱がそうとしていた。だが、縛った手がそれを不可能にしていた。



Yは苛立った様に妻を立たせると、直ぐ横のソファーへその背を押して乱暴に倒させた。



妻の上半身が倒れ、尻が掲げられる。



ミニの裾から、食い込んだラベンダー色のパンティが覗いた。



Yが、それを腰まで捲くり上げる。驚かされた様な、短い悲鳴を妻は放った。爛熟した妻の真白い尻に、小さな下着が激しく食い込んでいる。



Yはそれを掴み、荒々しく引き下げる。



妻が甲高い声を放ち、尻の肉が揺れながらその全部を剥き出した。



私はここで一度、射精した。下着に精液がぶち撒かれる。



剥き出しの妻の尻をわし掴み、Yはその隆起を裂く様に左右へ押し広げた。



ソファーに上半身を埋めたまま、妻がオウッ!という喘ぎ声を放つ。



Yが露出した妻の肛門に分厚い舌を押し込んでいく。



妻が身を捩ってうめいている。Yの指が妻の膣に捩じ込まれる。



「いやああああ!!」



甲高い悲鳴が、リビングに響いた。感じている時の妻の声だった。



Yは、顔を離して妻の背後で立ち上がる。



「Yさん・・・ダメ・・ダメ」腰を抱え上げられ、妻は初めて泣く様にYに訴えた。



Yがうめきながら、妻の尻に腰を押し付けていく。



妻はその男根を尻の中心部に呑みこみながら、号泣するが如く声を放った。



それはアアアアッとも、オオオオッとも取れる、鋭い喘ぎ声だった。



直ぐに妻の尻は突き上げられ、激しく揺れ始めた。



肉のぶつかり合う、パンッ、パンッという打音を聞きながら、私は2度目の射精を迎えようとしていた。



Yはその無骨な浅黒い両手で、妻の腰をわし掴んでいる。



その下腹部が妻の尻に幾度も叩き付けられ、妻は短く食い切る様な甲高い悲鳴を放ち続けた。



私が責めている時のそれより、その声は切羽詰まったものに聞こえる。



そのYの責めに早くも屈服し、感じている様に思えた。



その狂態を斜め後方から凝視しながら、私は妻にある種、強烈な怒りを覚えていた。



犯しているYにでは無く、妻に。



豊かな尻は波打って揺れ、腿の裏側さえ卑猥にその肉を揺らせている妻が見える。



ベルトで雑に拘束された両手は、何かを探す様にその白い指を蠢かせていた。



鋭い悲鳴が、私の耳を打ち続ける。



何故、簡単に犯されるのだ。お前は・・・。



夫が急用で居なくなった自宅。子供も居ない二人だけの家で(妻は子供が非常に出来にくい体質です)、その夫の友人と交わっているんだぞ、お前は。この淫売が!恥を知れ、スキモノめ!!自分の卑劣さは棚に上げ、胸中で妻に毒づきました。



本当に嫉妬深く、未練たらしいのは女では無く、男です。



友人に犯されている妻は今、間違い無く感じていました。



女は相手が誰であろうと感じる事が出来るのかと、改めて思いました。



無論、何処かの強姦魔と今回では訳が違うでしょう。



ですが、妻の反応は余りにも卑猥で淫らに思えたのです。



冷静になって考えれば、今回の陵辱背景は夫にとって(私と言うべきか)、脳を焼かれる程の興奮があります。



しかし妻もそうであったと認識せざるを得ませんでした。



事実、若し妻が本格的な抵抗を見せていれば、今の私は存在していないでしょう。



社会的な制裁が待っていた筈です。



私が之ほどまでに危険な賭けを実行したのは、妻なら犯させてしまうだろう、という確固たる自信が在ったのかも知れません。



それも、相手がYになら・・・。



Yが咆哮を放ちながら、妻を突きまくっている。



妻がまるで泣く様な嗚咽を放ってそれに答える。



Yがその感触を確認するかの如く、一度、二度と腰を叩き付けた。


Yは反り返ってうめく。妻の甲高い悲鳴が、細く長く洩れていった。



縛られた両手はその指を痙攣させて広がった。



妻は、アクメに達した。間違い無い・・・。



私は二度も下着の中に射精したまま、狂人の様な眼で二人を凝視していた。



Yがその凶器を妻から抜いた。崩れ落ちる妻を支え、ゆっくりと降ろす。



妻は上半身をソファーに埋めたまま裸の尻を床に付けた。



その時、Yが一瞬だけ私の方へ振りかえった。私は焦り、反射的に身を隠す。



私の方を見るなと約束してあった。妻が気付く危険があるからだ。



ただ、こちらを見たYの顔は壮絶な感が在った。人の妻を陵辱させた征服感に溢れていたのだ。



私はリビングを覗いた。Yが妻を見下ろしながら、全裸になっていく。



その年齢にしては屈強な裸体が現れる。浅黒く大きな男の裸体だった。妻の拘束が解かれる。



そしてYの手は、未だ大きく息を吐き続ける、妻のファスナーに手を掛けた。妻は動かない。



Yがワンピースを裾から捲り上げ、妻の頭部から引き抜く。



妻は少しだけ抗ったが、強引にその両手を上げさされたのだ。



下と揃いのラベンダー色のブラジャーを、妻は着けていた。



「ダンナは未だ帰ってこないよ」未だソファーに上半身を埋めたままの妻に、Yは初めて声を掛けた。



妻の剥き出しの下半身が、異常に白く思えた。



妻が何かを言った。私には聞こえなかった。



「ダメだ。もう一度だけ犯すよ、奥さん」Yの声は、低く大きい。妻を見下ろし、両手を腰に当てている。



「心配するな、亜希子。お互いに他言は無用だ。俺は約束する」Yはこの時から、妻を呼び捨てにした。



妻は黙したままだった。何を考え、思っていたのか。



Yは仁王立ちで喋り続けた。



妻を一目見た時から、こうしたかった事。私がSM行為を妻に行っている事。



それを妻が受け入れているM女である事(これを言わなければ、次の寝室での行為は不可能になってしまいます敢えて言わせました)。



「今から、寝室でお前がMか確認してやる、来い」Yは妻を強引に引き立たせた。妻は俯いたまま首を振っている。



その顎を掴み、Yは妻の顔を上げさせる。妻が視線を外す。



それは私の方を見る結果となった。私は跳ぶ様に身を隠した。



(この時はもう気付かれたと思いました)暫くの間、二人の声が聞こえません。



もう駄目かと思った瞬間、再度の妻の喘ぎ声が洩れてきたのです。



覗いたその光景は、強烈に卑猥なものでした。



妻がリビングの中央で、立ったまま床に両手を付いていました。



何時の間にか全裸にされ、その裸の背中を私に向け、尻はYに向けられていました。



Yはその前に中腰になり、妻の尻を両手で掴みしめていたのです。



「ここだな。亜希子のオマンコは」指を出し入れしている様でした。



逆様に垂れ下がった妻の束ねた髪が、箒の如く左右に揺れていました。


「俺のと、ダンナのチンポ・・・どっちが大きい」妻はそれには答えず、首を振って嗚咽を洩らします。



「言ってみろ。俺だろ?亜希子」言いながらYは、片手で妻の尻を打ち据えます。湿った打音が響き、妻は悲鳴を放ちます。



数度程打ち据え、Yが再度妻に聞きます。



「言えよ。俺だな、そうだな、亜希子」妻は嗚咽を洩らしながら、はい、そうですと細い声を洩らした。



「寝室で、俺に、どう犯されたい。白状しろ」尻を打ちながら、Yは更に責め続けます。妻は泣きながら白状させられました。



猿轡を噛まされ、縛られてバックから犯されたいと。



私は、妻に対して殺意にも似た嫉妬を感じていました。



そして、重大なミスを犯していた事にやがて気付くのです。



私は、その妻とYとの痴態を凝視し続けた。



その卑猥な姿勢を保てず、ともすれば床に崩れそうになる妻を、Yは中腰のままで何度も叱咤し、尻を打ち据えて立て直させる。



結果、妻は床に両手を付いたまま両足を大きく開き、背後にいるYに全てを曝け出す姿勢を取らざるを得なくなっていた。



それは丁度、跳び箱を真似る人の格好に似ている。



それを全裸で、夫の居ない自宅で、その友人に命令され、妻は従っている。



「もう一度聞く。俺とダンナ・・・チンポが長いのはどっちだ」Yの執拗な言葉の責めが続いていた。



時折、尻を打ち据える打音がリビングに響く。妻は啜り泣きながら喘いでいた。



極度の興奮状態に入ると、妻はよく声だけで泣き始める。



啜り泣いていても、涙を流す訳では無い。身体が震え出し、声だけで泣くのだ。



一度聞いた事があったが、その時妻は軽くだがイキ続けているのだと、答えた。



尻を打つ打音。甲高い悲鳴。あなたの方ですと、泣き声がしている。



あなたの方が、長くて大きいです、と妻は白状している。



「ダンナとどっちの方が感じるんだ」 尻を打つ。打音。悲鳴。



「あなた、で、す」 そううめいて身を捩る妻。



「俺に、前からこうして欲しかったのか」 高い打音。叫び声・・。



私は、その痴態を裂ける程眼を見開いて凝視していた。



そして私が何年も費やして、妻に植付けたSとMとの関係を、たった一度の陵辱で征服し、妻を屈服させたYに対して言い様の無い脅威を感じた。



「この二人は・・・前から関係が在ったのではないのか」そんな錯覚(であると思います)さえ、覚える程二人の行為は凄まじく、淫靡な行為に思えた。



妻は本当に此の侭、Yの性奴隷になってしまうのではないのか。



指と舌で散々に絶頂を与えられ、妻は床に突っ伏した。



Yは立ち上がる。その股間に生える肉棒は、赤黒く膨張し節くれ立って反り返っていた。



そしてそれは恐ろしい程長く見えた。充血した眼で、うつ伏せて動かない妻を見下ろす。



十三畳強のリビングに設けた照明は、うつ伏せた妻の真白い裸体を照らしている。



束ねた髪が乱れ、その汗ばんだ項から背中へと纏わりついていた。



Yは立ったままで、妻を見下ろしている。もう私の存在など眼中には無いのだろう。



再び怒張した男根は、もう妻を貫くべく天を衝いている。



その下腹部に付きそうな程、反り返って膨張していた。


私は何故かその男根から眼が離せずにいた。



あの肉棒を根元まで呑み込んで、音を発して揺れた妻の尻。



もう決して私では満足できないだろう。そんな思いが脳裏を過った。



Yはうつ伏せて動かない妻の両足を、手を使わずその足で左右に割った。V字に両腿が開かれる。



妻はそれでも動かない。まるで全裸の死体の如く、されるが侭であった。



盛り上がったその尻に、Yの右足が乗せられる。



その肉の感触を、Yの足は楽しむかの様にゆっくりと踏み、裏で撫でる。



そして尻を離れ、その右足はYに開かれている股間に潜った。妻の床に投げ出した手が、微かに動く。



私はその時、あるミスを犯している事に漸く気付いた。



(寝室に仕掛けたビデオカメラ・・・その録画スイッチを押し忘れている・・・!)寝室での陵辱が今回の最大の目的でした。



そのクローゼットの中には、それらSMの道具が全て揃っています。



寝室は十畳在り、ベッドもキングサイズでその気になれば、3Pさえも可能な大きさです(ただ私の嗜好ではありませんが)。



その寝室内のある場所にカメラを隠し、所謂ピンホールで全ての行為が盗撮できる様にしてあったのです。



私は自宅を出る際、余りにも動揺していた為に、その直前にスイッチを入れる(テープは最大でも2時間)事を忘れていたのでした。



この計画を考えたのは無論、私です。ただそれは単に妻をYに犯させるのでは無く、その場を見てみたいという想いからです。



今更何をと、一笑に伏されそうですがこの条件は絶対でした。



さすがにリアルタイムでは見れませんが、後にはその全貌を幾度と無く見る事が出来ます。



それが不可能となった訳です。



今の状況なら、Yの妻に対する行為は相当なものになる事は確実でした。



それを私が見れないのなら、その陵辱の間、気が狂わんばかりの時を過ごす術など、この私が持っている筈もありません。



(どうすればいいのだ・・・とても堪えられそうにない)苦渋の汗が、身体中から吹き上がったその瞬間・・・。



私は妻がゆっくりと身体を起こすのを見たのです。



「さあ・・・寝室を案内してもらおうか。亜希子」妻はYには答えず、壁の方にその顔を向けました。



そして突然立ち上がったと思うと、床に散らばった下着と服を掴み、よろけながらリビングから出て行ったのです。その乳房と尻を揺らしながら。



Yでさえ、声を掛ける隙がありませんでした。



私は一瞬の動揺の後、妻の行動の意味を察知しました。



妻は浴室に向かったのです。壁には時計が掛けられています。



時刻はAM12:30・・・私が家を出て既に80分強が経過していました。



(計画は11:00スタートでした)「ニ、三時間はかかる」 その私の言葉を思い出したのでしょう。



妻はある意味、未だ冷静さを欠いてはいませんでした。



私が若しニ時間程で帰宅するなら、それまでに妻は、その身体を清めておく必要がありました。



(きっと身体のみ、しかも湯だけで石鹸等は使用しないでしょうが。髪が濡れているのも不自然です)妻は今をそのギリギリと見たのでしょう。



あれだけYに対して狂わせられながら・・・私は女の凄さ、そして狡さを見せつけられた様な思いでした。



Yは私に背を向け、閉まったドアを見つめています。



浴室はその廊下の右奥。そのドアが閉まった音が響きました。


「・・・おい、Y」庭先から、私は未だ全裸のYに静かに声を掛けました。



それは自分でも驚く程、枯れた声でした。



Yが憮然とした態度で私に近づきます。



無言でいるYに、私は妻の行為の訳、そして寝室のカメラの事も全て伝えました。



「ここまでだ、今日は」私は小声でそう言いました。言い換えれば満足しているとも言えました。



Yは無言でテーブルに近づき、コップに残る生温いビールを煽ります。そして暫く経って私の方を向きました。



「俺は、もう一度亜希子を犯すぞ、犯す!」私を睨むその眼は、血走っていました。一瞬、殺気にも似た感情をその眼に見ました。



「何言ってるんだお前、もう今日は無理だ」「いや、出来る。いい方法を考えた」「深追いするな、危険だぞ!」Yは私の意見など無視し、勝手にその方法を話しました。



「それで・・・妻が本気で抵抗したらどうするつもりだ」妻はもう現実に帰っている筈でした。今浴室で身体を洗っている間にも、その興奮はかなりの速度で冷えているに相違ないのです。



「絶対に大丈夫だ・・・今度はお前の目の前で、失神させてやる」私はYをその対象に選んだ事を後悔せざるを得ませんでした。



この間僅か数分ですが、Yの妻に対する欲望と執着心は、強大なものへと変貌していました。



「見てろよ、お前は。あいつが尻からオマンコ突っ込まれてイキまくるのを、よ」Yの股間から、狂気に膨れ上がっていく男根が揺れていました。



そしてYは、妻のいる浴槽へと侵入したのです。



どれほどの時間が過ぎたのでしょう。



私は言い様の無い焦りと、嫉妬、怒り、そして失敗への恐怖に戦いていました。



幾ら一度、妻を征服したとはいえ、今回だけは妻も本気で抗うだろう。そう確信していました。



そして、リビングの扉の奥から聞き覚えのある、妻の悲鳴が聞こえてきたのです。



アアッ、とも、オオッ、とも取れる甲高いあの声。それに重なる、肉のぶつかる打音。それが近づき・・。



リビングのドアが、音を立てて激しく開きました。私はそれを見て思わず、うめいていました。



全裸の妻が、床に手を付き這っていました。その尻は高く掲げさせられています。



Yがその背後に立ち、妻の腰を掴んでいます。時折激しく腰を叩き付け、妻を叫ばせました。



先程リビングで取らされた格好の侭、妻は貫かれていました。



Yは妻を浴室若しくは廊下で、その格好をさせて貫き、このリビングまで妻を這わせて歩いて来させていたのでした。



妻が崩れそうになり、Yがその腰を引き上げます。



「又だ、バランスを保て」 掲げた尻に両手の平手が打たれます。



「歩けなかった罰だ、受け取れ」妻の掲げた尻に数度、Yが激しく腰を打ち付けました。



尻から腿、そして微かに覗く垂れ下がった乳もが揺れ動きました。



妻は垂らせた首を激しく左右に振って、嗚咽を洩らします。



濡らさずにおこうとして結い上げた長い髪は、乱れて垂れ下がり、妻の細い項を逆様に露出させていたのでした。



女性は恥じらうからこそ、その羞恥心を嬲ってみたい。



私はそう思うのです。(あくまでも私見です。念の為)私の妻はそれを持っています。いえ、持っている様に見えます。



あれだけM女的な責めを、Yからもそして私からも(妻は、あのYとは今も関係を持っています)与えられ責められても、全裸に剥くだけで、その羞恥に堪えがたい様な苦悶をその顔に浮かべます。



だからこそ陵辱してやりたくなるのです。羞恥に悶え、喘ぐ顔を見たくなるのです。



妻は上半身が華奢ですが、腰から下、尻から腿の肉付きはかなり豊満です(Wは61ですが、Hは92あります)。



私もYも、尻の大きい女を好むのですが、妻はその部分が卑猥に思えるそうです。


その部分が身体の中で、一番嫌いな部分だとも言っています。



だからYなどは妻を犯すときは、徹底してその尻を掲げさせて犯します。



責めに波打って揺れ動く尻の表面が、堪らなく淫猥だと言っています。



後ろ手に拘束した指が苦悶を訴え、妻が泣き叫んでも容赦しないと言っています。



スパンキングもYの責めには必須となっているのです。



(最近は座禅転がしがYの責め方だそうです)妻はその最も恥ずかしい部分を、Yに嬲られ、犯されてしまうからこそ、幾度と無くアクメを迎える様です。



更には、このYと妻との関係を無視し続ける事が最も重要だという事を付け加えておきましょう。



(これには計り知れない労力が伴います)もうYと妻は一年を超える関係ですが、私とYは徹底して妻には話していません。



私は見て見ぬ振りを、そして妻もそうなのです。



この緊張感と、強烈な卑猥さ、スリルがどれ程のものか・・・実は最後の投稿から、それを自ら読み返しては思慮していた事が在ったのです。



それは、「妻への陵辱、その限界」について。



最後に投稿した文は、私の興奮度が如実に表れたものです。



幾度と無く読み返すうちに、その節度の無さ、文体の稚拙さが鮮明に浮き出しています。



恥ずかしい限りです。



いかに文体で、こちら側の想いを伝える事が出来るのか。



その困難さを改めて認識させられました。



視覚で、つまりそのビデオが在った為、つまりは描写のみになってしまっていた訳です。



だからこそ、三流のエロ小説の如く思えたのです。



第三者を招いてのプレイは非常に危険です。



今回、あのYも慎重に相手選びを行った様ですが、それは偶然とも言える幸運さが伴っているのです。



増してやSM等、一般的に言う変態的なプレイを見ず知らずの相手に依頼するなど、尋常ではありません。



ひとつ間違えば、妻は非常に危険な状況に追い込まれたでしょう。



私もそれなりに興奮した事は事実です。



しかし、危険な行為を犯したYには、二度と妻に近づくなと、決別に近い形をとりました。



Yは結局、私に謝罪してきました。



妻を初めて陵辱した頃は独身だった彼も、今や既婚者です。



ですが妻の身体の魅力に、今だ執り付かれている様です。



おかしな言い方ですが、Yになら安心して妻を陵辱させる事は出来ます。



そしてそれに対する嫉妬感は未だに薄れる事を知りません。



それどころか、未だ私が知らない、Yと妻だけの行為が存在する様にさえ思えます。



何故、妻の陵辱・・・この行為がこれほどまでに脳を焼く程の興奮と嫉妬を覚えるのか、今回再認識したのです。



妻=絶対的に夫一人のもの。このタブーを打ち破る行為。



そしてその妻こそ、貞操観念を持った気品在る婦人でなければならないのです。



だからこそ、それを汚された時には例えようの無い、憤怒、嫉妬、興奮を得る事が出来るのです。



見ず知らずの男でも、悶え、嗚咽を放っていた妻ですが、これが常用手段となれば、私の妻では無くなってしまう観念が発生します。



私が「笑顔で陵辱される女に興味は無い」と何時か書かせて頂いた意味は、其処に在るのです。



私はYとの結束を固める意味も含め、先日妻を再度自宅で陵辱させました。



その行為は私のこの歪んだ欲望を満たすには、十分過ぎるものでした。


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