「兄さん」
「・・・んー」
「兄さん」
「・・・ん?」
「兄さん、聞こえてないんですか?」
「いや、聞こえてる」
「いいえ、聞こえてません」
「なんだそりゃ」
「恐らく耳掃除が疎かになってるからかと」
「ん」
「ですから私が耳掻きしてあげます。さあ!」
「いいよ、自分でやる」
「いいから、さあ」
「やっぱいいよ」
「い、い、か、ら!」
「・・・なんでそんなに他人の耳掃除したがるんだよ」
「実は私、他人の穴に棒を突っ込んで掻き回したりして穿り返すのが好きなんです」
「なんでいちいちイヤらしく言うんだよ。お兄ちゃんはお前をそんな風に育てた覚えはないぞ」
「・・・自覚ないんですか。8割以上は兄さんの責任ですよ」
「そうなのか?」
「そうなんです。ですから、さあ」
「まあいいや、頼む」
「はい♪」
「あっ・・・あぁー、俺の穴が棒に侵されるぅーッ!」
「静かにしてないと鼓膜突き破りますよ」
「それは切実に勘弁して欲しい」
「じゃあ大人しくしててください」
「はい」
「はい、おしまい」
「ん。さんきゅ」
「気持ち良かったですか?」
「うん。太腿辺りが」
「っ!な、なに言ってんですか」
「冗談だ」
「・・・まったく」
「じゃあ今度は俺が掃除してやっから、こっちゃ来い」
「え?」
「ほれ、来いってば」
「いや・・・私は自分でやるからいいです」
「俺もそういったのにお前は譲らなかっただろ」
「いや、でも・・・ほら、恥かしいし」
「俺にはその恥かしいことを強制したのか・・・このサドっ娘が」
「に、兄さんは変態だからいいじゃないですか」
「誰が変態か。俺だな。OK、自己解決。というわけでホレ」
「うぅ・・・じゃあ、お願いします」
「ほい」
「・・・膝枕」
「なんだって?」
「なんでもないです」
「じゃ、静かにしてろよ」
「あ、あのッ!」
「なんだよ」
「・・・痛くしないでくださいね」
「・・・・・・善処する」